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思い出を捨てない為に思い出を捨てる

皆様こんにちは

下北沢にある世界のビールが楽しめるちょっと変わったおかしな美容室

T:Luck 店主 伊藤です^_^

皆さん思い出の品ってありますか?

僕はこちら

20歳の時みんな何かしら祝いに買ってもらったり買ったりすることあると思うんですが

僕は自分の二十歳の記念にこちらVANSONのシングルレザージャケット、Bというモデルを買いました

当時バイク乗りだった僕は当時流行っていたこのバンソン

『いつか欲しいな』と思っていましたが確か定価12万くらいしたと思います

二十歳とはいえまだ学生、そんな値段の物をホイホイっと買えるほどのお金なんてなかったのでコツコツとバイトして貯めたお金で20歳を半年ほど過ぎた頃手に入れることができました。

手に入れたはいいものの、ゴリゴリの革ジャン、重い、固い、でバイクに乗る時以外は基本着なかったのでどうせならと思いっきりバイク仕様にと

わかりますか?背中にがっつりペイントをしてもらいました

それからは特にお気に入りとなりバイクでのイベントやツーリング

真夏以外はこいつを着てあちこち走りまわりました。

ある種の正装ですね、これを羽織ると

これからバイクに乗るぞ!ってちょっとスイッチ入ると言うか、気合い入ると言うかね。

そしてバイクに乗ってればいろいろあります、

この革ジャンを着てバイクで転んだ時も分厚い重たい革ジャンのおかげで僕は軽い打身程度で済みましたし、

そんな色々もあり、現在僕はバイクには乗っていませんが

Bは今でも大切に持っています。

現在はこんな状態

左肩付近の擦れた部分がバイクで転んだ時の傷 頑丈なVANSONのB

ペイントは所々剥がれていてもまだまだしっかりしています

革ジャン購入から22年、ペイントしてもらってから20年近いと思います

さすがバンソン、さすがプロによるペイント。

バイクに乗らなくなった今、この革ジャン….

女性陣どうですか?

デートにこの革ジャン着てこられたら!?

男性陣どうですか?

電車でこの革ジャン着てるやつ見かけたら!?

バイク仕様に振り切ったこの革ジャンは普段遣いにはすごく不向きになってしまいました(>_<)、、

当時カチカチだった新品の革も今はいい感じにこなれて柔らかく着やすくなっています。

重いのは重いけども。

そこで僕は思いました

このグラフィックを落として普段使いにも使える様にしよう!

と、正直たくさんの思い出の詰まったこのグラフィックのあるこのバンソンB

ちょっと寂しい気もしますし、書いてくれたアーティストの方にも失礼かと思いましたが

手に入れてから22年、これから先20年着られる様に。

そこで早速調べました

革 ペンキ 落とす

革ジャン 塗料 落とす

革 塗装

などなどたくさん検索してみましたが

どれも、落とせない、オススメしない、別なもの買ったほうがいい、などネガティヴなワードばかりでこれといって役立つ情報がありませんでした。

仮に落とせても革自体の色も落ちてしまう事、塗料を落とすにあたりシンナー系の薬品で革が乾燥してしまう事

それを踏まえた上で僕は自分の持っているいろんな知識を総動員して考えました

革の元の色も落ちてしまってもいいならペンキも落とせる

落とした後に皮を染めればいい

そのあと革に保湿でオイルアップすればいい

と、考えました。

その結果

このゴリゴリの革ジャン

ブレブレですみません

ここまで綺麗にする事に成功しました!

ここから自分のやったやり方を紹介していこうと思います

使った道具

100均のネイルリムーバー(アセトン)

コットン、

革用アルコール染料、刷毛、ミンクオイル、ボロいTシャツ

手順

1.アセトンを染み込ませたコットンを塗料の上に置く

この時割としっかり染み込ませておいたほうがいいです、

2.少し時間を置く

どれくらいの時間?と言われると勘です、塗膜の厚さなどにもよって違うので様子見ながらですね、割としっかり置いても大丈夫です、

3.塗料を拭き取る様にコットンを滑らせる

この時一度アセトンと塗膜がついた部分で擦ってしまうとアセトンに移った塗料がまた革についてしまうので一度使ったコットンは捨てて新しいコットンを貼り直します

4.基本これの繰り返し

できる限りゴシゴシ擦らない様にして

アセトンで塗膜を柔らかくし拭き取る

細かいところは擦りもしますがなるべく擦らないように。

まだ若干文字が確認できますがここから染色に入ります

↑こちら塗膜の軟化、拭き取りが終わった状態です

元々の革も分厚く、その分皮の染色もしっかりしていたのかあまり色落ちはしませんでしたが、流行り他の部分に比べると薄い事、きもち跡が残っていることからここから背中一面を革用のアルコール染料で染めていきます

基本刷毛でベタ塗りです

刷毛で垂れない程度に

染料はすぐに染み込みすぐに乾くので元のペンキ跡がなくなるまで何度も塗り重ねます

重ね塗り

その後しっかり乾燥させ

アルコール染料なので乾燥は早いです

次にミンクオイルを乗り込んでいきます

アセトンで革が乾燥していますのでしっかり保湿

しっかり塗り込んだ跡1日置き

僕は計3回繰り返しました

その後柔らかい布(ボロのTシャツなど)で余計な油分を拭き取ります

これを革の状態を見ながら何度か繰り返します

その仕上がりがこちら

相変わらずブレブレですが綺麗な仕上がりです

どうでしょうか

自分的にはかなりいい出来だと思います

大切な思い出が一つなくなった様で少し寂しい気もしますが

このバンソン自体がなくなったわけではなく、むしろこのBをこれから先20年、30年後も着ていられる様な自分である為に

これからも大切にしていきたいと思います(^^)

皆さんは自分の中の一生物はありますか?

壊れてしまったもの、今はもう好みではないけど大切なもの

リメイク、リペア、やり方はいくらでもあるはず

本当に大切なものなら諦めないでますば自分で調べてみよう

そして本当になんとかしたいのであれば

誰か助けて!

って声に出して言ってみるといいですよ

僕は美容師だけど僕の持ってる好きの知識

親、兄弟、友達、彼氏、彼女みんなの好きの知識が合わさればなんとかなるかもしれないですね

これから革ジャン一枚でもちょうどいい季節こいつ羽織ってちょっと格好つけて

みんなもお気に入りを身に付けて今日も明日もテンション上げて生きましょう!

でわ皆さん!T:Luck!(^_-)⭐︎

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注意

こちらの記事を参考に行ったことで起こるすべての事に当方責任負いません

自己責任にてお願いします。

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